彼のインナーチャイルド


昨日の朝、まだ寝起きでぼんやりしている時に、声が聞こえました。

「邪魔するな」

ん?誰?
そんな悪い存在には感じないけど、なんか偉そう(笑)

あ、彼のインナーチャイルドだ。

ツインレイの彼は、それこそいつでも私の内側にいる感じで、彼の感情たちが私の感情かのように感じてしまうことも多かったのですが、最近では、これは自分のものではない、ということが割とハッキリわかるものもあり、今回のは彼のだなとすぐにわかりました。

邪魔するな、ということは、彼が進んでいる、ということなのだなと感じました。

似たようなことは以前にもありましたし、その度に話して来ています。

彼を長年守ってきた、彼の中のたくさんの存在たち。

「今まで、彼を守って来てくれてたんたよね?
ありがとう。
本当に、ありがとう。」

何度かお礼を言いました。

辛く苦しい人生を送ってきたであろう、彼のことを守り続けてくれた存在たちです。


自分を守るために、人と深く関わらないように、回避するよう促す存在。

苦しいとことから目を背けるよう、考えなくていいと囁く存在。

お前には無理だ、できないよ、と、壁を越えることをやめさせる存在。

一見悪者のようですが、本当は、その人を守るために、インナーチャイルドはいるのです。


私には、彼のインナーチャイルドたちへの感謝の方が増えていました。

「あなたたちを排除しようと思っているわけじゃない。
どれも彼だから、どの彼も大切だからひとつにして行くだけだよ。
彼を見守っていてあげて。」

そう、伝えました。

それでいいのかわかわからないけれど、自然とそう話していたのです。

そう話すうちに、涙が溢れ、インナーチャイルドたちへの感謝と愛で、心がいっぱいになりました。

「僕たちを消そうとしているんじゃないの?
いてもいいの?」

「いてもいいんだよ。
あなたたちも彼なのだから。

でも、彼はだいぶ強くなってきているだろうから、あえて助け舟は出さないで、見守ってあげて欲しいの。

彼は彼の力で立たなきゃいけないし、ちゃんと自分で立てる人だからね。

信じてあげて欲しい。

もしまた、彼を助けたくなったら、また私に話しかけて。
いつでも寄り添うから。」

そう言うと、彼らはわかったと言って消えて行きました。

きっと彼は、自分と向き合っている。
自己統合に向かって、自分に優しくなっている。
もちろんまだ怖さや不安はあるだろうけれど、本当の自分に戻って行っている。

そう、感じます。

私が出来るのは、ここまで。

ここから先は、彼が自分で進む道。

変わらず、見守っていたいと思います。


epiphany room

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