唯一無二の存在・ツインレイ①

ツインレイとは、ひとつの魂を分け合った人、魂の片割れなどと言われてますよね。
ツインの彼と出会ってから、私の中には、なんとも言えない、彼への唯一無二の感覚がずっとありました。

自分の一部、なくてはならない、いないと自分ではないような存在。
彼は私で、私は彼。
他にこんな人はいない。

そんな、代わりは他にいないような人が、どうしてそばにいないのか。
苦しみと憤りの中に、ずっといたように思います。

男の人にここまでこだわったことなどない私にとっては、自分でも驚くほどの感情に振り回され続けた数年だったと思います。

人間の彼がいなくなってからというもの、私の世界から色が消え、唯一無二の存在をなくした寂しさ、つらさにばかり目を向けて、ないものをずっと探していました。

魂の彼はいるのです。
生霊であったり、エネルギーであったり、頭の中、体中にい続けて、いなくなることはありません。

でも、人間の彼がいないのです。
彼の肉体はありません。
生きているのに目の前にいない。
そこにずっとこだわっていました。

私は実の息子を亡くしています。
そんな私にとって、肉体は現実なのです。
肉体がないことは幻想。
夢物語です。

魂の彼がどんなに愛を伝えてくれても、現実ではない。
私が欲しいのは人間の彼なのだ。

なくしたものへの愛が、執着へと変貌していたのですね。

少しずつ自分の内側と向き合うことを進めて行くと、いつの間にか、彼と息子を重ね合わせていたんだな、ということに気づきました。

でも、息子は魂だけになってはいますが、そこにちゃんと愛を感じているし、信頼しているのです。
自分の子供だから、という無条件の安心感があるからです。

では、どうして彼のことは信じられないのか。

分離の意識です。
彼は私だと思っているのに、彼を信じられない。
それって、私が私を信じ切れていないからだ。
そこにまた気づきます。

私は自分に対する無価値観や自己否定などで自分を責め続けている。
それじゃ彼を責めているのと同じことだ。

それからです。
彼を追いかけることをあきらめて、自分に集中しよう。まずは自分の気持ちを優先しよう、そう思うようになりました。

そこから少しずつ、本当に少しずつ、自己統合に向かっていくにつれ、その唯一無二の感覚が変化して行きました。


長いのでまた次回に♪

お読みくださりありがとうございます。


epiphany room

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